開業当時の失敗

クリニック開業

九州の地方都市で6年前に開業された先生の話です。

開業時はどんな苦労がありましたか?
こんな質問にお答えいただいたことをまとめました。

これから開業をお考えの先生方へ

クリニックを開業するにあたって、先生方が準備しておくことはたくさんあります。
・開業地の選定
・資金借入れ
・行政手続き
・診療所の設計
・クリニック名称、チラシ作成
・ホームページなど作成
・医療機器や医材の購入
・近隣への告知
・従業員採用と育成
・備品などの購入
上記以外にもこまごまとしたことが数多くあります。
勤務医として働きながら準備することは、時間も限られており心が折れてしまいます。

専門業者に依頼

開業準備の支援をしている会社に依頼すれば、準備の大半は簡単にできてしまいます。医療機器メーカーや製薬会社なども先生方の開業にはどんどん協力してくれるはずです。医療系のコンサルティング会社は当時あまり付き合いがなかったので、不安がありましたが実際面談をしてみるとビジネスライクな担当者と巡り合えて、私には合っていたように思います。こういった業者はいくつかありますので、それぞれの担当者の方と一度お話されてみるとよいかもしれません。
金融機関からの借り入れする際、私は住宅ローンがあったのでいろいろ資料の作成が必要であったようですが、借入だけではなく補助金、不動産投資などにも詳しい担当者の方でしたのでまとめて処理してくれました。
自分だけの秘書さんみたいにサポートをしてくれたので、開業まではスムーズに進んでいきました。一人で悩んでいたのは何だったかと思うほどでした。そんな時間を使うなら私にしかできない、もっと他の準備に充てればよかったなと思います。
担当者の方には、その後も外部の相談役のような形で月に1,2回ほどサポートしてもらっています。

最初の大きな壁は人材集め

思ったより苦労したのが、看護師さんの雇用でした。受付、医療事務の方の募集には応募が殺到したくらいでしたが、看護師さんの募集はほとんどありませんでした。元々、医師と同じで不足しているといわれている職種ですから今考えれば当たり前だったのですが、当時は想定外でした。開院日は決まっていたため少し焦りました。結局、人材紹介部門の力を発揮していただいて3名確保できました。医師だけではなく、看護師さんなどの紹介や人脈を持った業者にお願いしていたことがよかったです。

私の場合は、人材集めよりも関係づくりが最大の壁でした。勤務医時代の仕事のやり方をそのままやっていたことが、スタッフに負担をかけていたことに気づきませんでした。開業から3ヶ月で、看護師が一人辞めました。その後も、私の方針についていけないの辞めたいという申し出が続きました。二人辞めた時点で、残った一人と話し合いをしました。新しく就職してくれたスタッフからも、やりにくいという話がすぐに出ていたそうです。クリニックに合ったやり方というものを模索していくことと当たり前の話ですがスタッフとよくコミュニケーションをとって働く環境をよくしていくということが大切だと痛感しました。

事前に考えておくべきこと

どんなクリニックを作りたいかということを考えることが一番大切です。そのために何が必要かは、身内以外に一緒に考えたり意見をくれる人がいたほうがよいです。また、エリアについても先に検討をつけて、物件情報などを集めても良いでしょう。
住宅とクリニックを併設する場合は、家族の生活環境に影響しますからよく話し合って決められたら良いと思います。建築会社との打ち合わせも大切で、建物が出来上がってから機器が入らないとか重量機器を置く場所がないといったトラブルがないように詳しい人に打ち合わせに同席してもらうなどしたほうが良いでしょう。

誰に相談すべきか

誰に相談したらよいかもわからないという場合は、いくつか業者や士業をご紹介しますので、お問い合わせください。

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