オンライン診療の導入

新型コロナウイルス感染症により事業停止等になったクリニックは経営に影響が出ています。その中で、オンライン診療の導入を検討されているところも増えています。

ただ実際は、コスパが良くないから導入はされていないというケースもあります。患者さんの利便性の点でも実施すべきかどうかを悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ポストコロナのクリニック運営では、何らかの形で『オンライン診療』を実施しているクリニックは、患者さん視点では安心につながります。

オンライン診療ツールを使う

オンライン診療をはじめるときに、何を使うかを最初に悩まれます。
LINE、Skype、Facetime、zoom、オンライン診療専用ソフトなど。
使っている人が多く導入が簡単そうという理由で、LINEなどでやる方法で相談されるケースが多いです。オンライン診療専用ソフトを導入すると時間、コストが若干かかります。

診療報酬も割合的には小さいと感じる方が多いので、コストを抑えてオンライン診療をスタートするにはどうしたら良いかに絞ります。結論としては、『オンライン診療専用ソフト』を導入したほうがよいです。導入費(初期費用0円、月額基本料0円もあります。カード決済の手数料と同じくらい。)を抑えた形でスタートできるメーカーもありますので広告費と考えていただければと思います。

メリット

①情報の安全性(操作ミスなどを防ぐ、情報漏洩を防ぐ)
②患者さんへの導入説明(使い方の説明などをポータルサイトなどでしてくれる)
③決済システム(受診料の支払いの手間がかかる)
④日程調整などの受付の手間を省ける(診療以外の手間の部分)
⑤告知のチラシなどを作ってもらえる

LINEを使う

再診の患者さんでLINEを使い慣れている方の場合などは、既存のオンラインツールを利用してもよいと思います。ネットでの購入などにも慣れている方は、クレジットカードの支払いなども抵抗なく進められます。(paypayでの支払も可能になりました)
まずは、電話のみでの対応を検討される場合は、LINEでもよいと思います。

導入を迷う理由

『オンライン診療』については、一度は頭に思い浮かべながらも導入されない方も多いようです。よく聞く理由としては以下のようなものがあります。

①診療報酬が低い
②従業員の手間が増える
③電話・オンラインでは診察できない
④トラブル対応ができない
⑤いつまで続くかわからない

この辺については、『オンライン診療』を単体として考えるのではなく、その先につながるものをイメージして取り組まれている方もお見受けします。

①診療報酬が低い点については、再来院につながるメリットに目を向け、
②受付などの手間については、外部の受付サポートを導入し、
③まずは、やりとりをスタートさせることで患者さんを安心させてくれて、
④専用ソフトや導入支援サービスを利用
⑤導入無料キャンペーン中のソフトを利用する。ポストコロナ対策の事業計画の見直しをする。

※導入チラシなど作成しました。
医療法人設立認可申請

オンライン診療の受診サポートについて

オンライン診療が適している診療科、どういった症状の時にまずはオンライン診療を受診することが望ましいかなど医師の方と話をしています。ご興味がある方は、ご一報ください。

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HK

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